丸井グループが人的資本の情報開示を始めたのは2022年度の決算説明会から。人的資本経営に関しては、青井浩氏が株式会社丸井の社長に就任した2005年以来、取組みに着手した「企業文化の変革」から始まりました。
2023年度有価証券報告書にもその取組みが詳細にわたり記載されていますが、IR資料「丸井グループの人的資本経営」から、10年以上にわたって取り組んできた同グループの人的資本経営に対する思いとストーリーが読み取ることができます。
では、どのような戦略を実行し、有効な施策を展開したのか、その結果として企業価値はどのくらい向上したのか、このあと詳しく見ていきます。
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ここがポイント
- 企業価値を確実に向上させる人的資本投資の最重要ファクター「企業文化」
- 企業文化変革の８つの施策うちグループオリジナルで最も特徴的「手挙げの文化」
- 手挙げの文化がイノベーション創出やエンゲージメント向上に大きく寄与している
- グループの方向性と現状人材のギャップを埋める人材「プロデュース人材byデジタル」
- 将来の企業価値目標：「無形資産比率80%」「ROE25%」「PBR５倍」
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